サステナ 英語レッスン

2021 Voice of Youth Empowerment サステナ英語プレゼンテーションチャレンジ

サステナ英語って何?

17のゴールとは

Feathers Go Green

環境にやさしい羽毛

働きがいも経済成長も つくる責任 つかう責任 パートナーシップで目標を達成しよう

LESSON
POINT
1

大切にしたい“もったいない精神”

番組中のキーワード 再利用できる/recyclable

羽毛は、100年以上も繰り返し使える丈夫な天然素材です。その事実があまり知られていないことを番組のインタビューでこう言っていました。
羽毛はリサイクルに適した循環資源だということをほとんどの人が知らなかった
⇒Most people don’t know that down is a recyclable resource.
*down(羽毛/ダウン)、resource(天然資源/リーソース)

今回のキーワード“recyclable”(再利用できる、リサイクル可能な/リーサイクラブル)は、動詞recycle(再利用する/リサイカル)に接尾語“-able”(~できる)が付いた形容詞です。recycleは接頭語“re”(再び、繰り返す)とcycle(循環させる/サイコウ)が合わさった言葉で、日本語にも馴染んでいると思います。

古い羽毛製品は回収され、特別な技術で不純物を取り除き、新毛よりも清潔で軽やかな素材に生まれ変わるそうです。軽やかになった状態を字幕ではこう表していました。
⇒Down enhances its softness.
「ダウンの柔らかさが増す」
*enhance(さらによくする/インハンス)、softness(柔軟さ/ソフトゥネス)

100年以上使えるものを捨てるのはもったいないことですね。リサイクルできるものは大事に使いましょう。

LESSON
POINT
2

「エコ」という意味の“green”

翻訳の肝

タイトルに使った“go green”を見てみましょう。greenはここでは「自然環境」としての緑色を指し、「環境に良い」という意味で使われます。
*She is interested in green issues.
(彼女は環境問題に興味がある)
*This car is very green.
(この車は環境に良い)

またgoは、ここではcome to be in a certain condition(ある状態になる)という意味です。go mad(激怒する)といった使い方をします。

go greenで「環境にやさしくする、自然環境を守る」という意味になります。

羽毛を1kg燃やすと、およそ1.8kgの二酸化炭素が発生するとナレーションで言っていました。字幕を見てみると。
⇒Burning 1 kg of features emits 1.8 kg of carbon dioxide.
*burn(燃やす/バーン)、feather(羽毛/フェザ)、emit(排出する/イミトゥ)、carbon dioxide(二酸化炭素/カーボン・ダイアクサイドゥ)

二酸化炭素(CO2)の排出は、地球環境に深刻なダメージを与えることになりかねません。できるものは再利用が一番です。

今回の番組で扱ったSDGsの一つは、僕たちのモノを使う責任を掲げているよ(12:つくる責任 つかう責任)。3つのR(Reduce:ごみを減らす、Reuse:捨てないで再利用する、Recycle:再び資源に生まれ変わらせる)を実践することで、地球の環境に負担をかけないことなんだ。毎日の生活でちょっと工夫すれば何かできることがあると思うよ。

サステナティーチャーサステナティーチャー

サステナティーチャー

フジテレビで5年間、LA駐在を経験。現在「フューチャーランナーズ」の英語校正を担当。エンタメを利用して英語を学ぼうと、洋楽のバンド活動にいそしむ。

ガチャピンとムックガチャピンとムック

(C)ガチャムク

わたくしの趣味の音楽のことを考えたのですが、楽器だって壊れたから簡単に捨てるのはもったいないことですな~ わたくしは修理に出してずっと使います。愛着も沸くし、サックスなんて長く使うと味のある音が出るものなんですぞ。

LESSON
POINT
3

発音しよう

  • ・Recyclable
  • ・Most people don’t know that down is a recyclable resource.
  • (羽毛はリサイクルに適した循環資源だということをほとんどの人が知らない)
鈴木 唯

鈴木 唯

フジテレビアナウンサー
早稲田大学国際教養学部卒業。中高はオール英語のコースを選択し、米国ワシントン大学への留学経験あり。
モットーは「やらない後悔よりやる後悔」。
英語好きを仕事に生かし、ハリウッドセレブや海外アスリートの取材を担当している。大好きなレオナルド・ディカプリオもインタビュー済み。実はゲーム好き。