サステナ 英語レッスン

2021 Voice of Youth Empowerment サステナ英語プレゼンテーションチャレンジ

サステナ英語って何?

17のゴールとは

Give Flowers A Second Chance

花のある暮らし 守りたい

働きがいも経済成長も つくる責任 つかう責任

LESSON
POINT
1

捨てなくていいものにチャンスを

番組中のキーワード 捨てる/discard

番組冒頭、主人公は、捨てられる花を救う「フラワーサイクリスト」になったきっかけを語っています。

生花店で短期のアルバイトをしていたのがクリスマスシーズンだったんですけど、翌日からお正月モードになる時に、廃棄されてしまう花がたくさんあることを知って『再利用できないかな』と思ったのがきっかけです
「翌日からお正月モードになる時」は12月25日を過ぎてからのことです。またクリスマスシーズンは12月のことですから、シンプルにafter the 25thとしました。
⇒I once worked at a flower shop during the Christmas season.
 I learned heaps of flowers are discarded after the 25th.
 So I had an idea to upcycle them.
*heaps of(たくさんの/ヒープス・オヴ)、discard(捨てる、廃棄する/ディスカードゥ)、upcycle(付加価値の高い物に作り替える/アップサイクル)

今回のキーワードdiscardの語源は、dis(離す)+ card(カード)で、見ての通りカードゲームから来ています。トランプでは「不要な手札を捨てる」ということです。
不要になったものを処分する時に使いますが、簡単にthrow away(スロゥ・アウェイ)と言い換えられます。
discardは物以外にも、習慣や意見、人などにも使えます。
*I discarded the traditional rule. 「私は伝統あるルールを廃止した」
*He was discarded due to his age. 「彼は年齢によって切り捨てられた」

主人公は食品ロスと同じ問題が花にもあることを伝えるため、捨てられる花を「ロスフラワー」と名づけ、それをドライフラワーにして再利用する取り組みを始めました。
『フラワーサイクリスト』として活動する河島さんは、農家から廃棄される直前の花を買い取ってドライフラワーを作っています
⇒She is a “flower cyclist” who buys flowers from growers before they are disposed and turns them into dried flowers.
*grower(栽培者/グロウア)、dispose(処分する、処理する/ディスポウズ)
「フラワーサイクリスト」は、日本語の造語で、flowerと環境問題に関わりの深い単語upcycle(最初の字幕でも使いました)から来ています。

ここで使われているdisposeも「捨てる」を表現するときに使えます。前置詞ofと一緒に使います。
*Please do not dispose of trash here. 「ここでゴミを捨てないで下さい」

生花市場では、花が小さかったり、茎の長さや太さが不揃いだったりすると“規格外”と見なされ捨てられるそうです。中にはコロナ禍で結婚式やイベントが中止となり、行き先がなくなる花もあります。花も人間と同じようにみんな違っていい、と主人公は言います。

多様性じゃないですけど『花にも自由な形があっていいんだ』、『じゃあ人間も自由でいいよね』というくらいの自由な表現を広めていけたらいい
⇒Flowers should bloom any way they like.
 The same goes for people.
 I hope all of us can freely express ourselves.

*bloom(咲く/ブルーム)

LESSON
POINT
2

映像翻訳ならではの意訳に挑戦

翻訳の肝

3本ぐらいに枝分かれしている花は市場に流通しますが、そうでない花は出荷されないそうです。そのことを主人公が流通品と“ロスフラワー”を見せながら話しています。

こっちは3本ぐらい横に枝分かれしているけど、枝分かれしていないから、これは“ロス”なんです
そのまま訳すと、This one branches out into three. But not this one, so it can’t be sold.
ここで一番言いたいことは「枝分かれしていないから売れない」ということです。最後のit can’t be sold.まで読んでもらわないと伝わらないのですが、彼女が話している情報量に対して、字幕として載せられる字数には限度があります。それでこうなりました。
⇒This one can be sold.
 But this one’s not.

「これは売れる。でもこれはそうではない(売れない)」

すごくシンプルな英語になりましたが、言いたいことは十分わかりますよね。映像があるからこそ出来る翻訳です。

仕事で疲れていても、花のある部屋に帰ってくると癒されて、気持ちがリセットされるよね。花のある生活は文化でもあるし、どんな花でも大事にしたいと思う。
花の咲いてる時間はごくわずか。花に付加価値を与え、必要とする人に届ける。これも循環型経済(サーキュラーエコノミー)への貢献だね。

サステナティーチャーサステナティーチャー

サステナティーチャー

フジテレビで5年間、LA駐在を経験。現在「フューチャーランナーズ」の英語校正を担当。エンタメを利用して英語を学ぼうと、洋楽のバンド活動にいそしむ。

ガチャピンとムックガチャピンとムック

(C)ガチャムク

自然の中で育ったぼくもお花は大好きだけど、農家の人が大切に育ててくれたお花を捨てるなんてかわいそうだね。
売れ残ったお花を買い取れば、農家の人もうれしいだろうし、ゴミになって片付けるお金もかからなくなるから、みんながしあわせになれるよね。

LESSON
POINT
3

発音しよう

  • ・Discard
  • ・I learned heaps of flowers are discarded after the 25th.
  • (25日を過ぎて大量の花が捨てられることを知った)
鈴木 唯

鈴木 唯

フジテレビアナウンサー
早稲田大学国際教養学部卒業。中高はオール英語のコースを選択し、米国ワシントン大学への留学経験あり。
モットーは「やらない後悔よりやる後悔」。
英語好きを仕事に生かし、ハリウッドセレブや海外アスリートの取材を担当している。大好きなレオナルド・ディカプリオもインタビュー済み。実はゲーム好き。