サステナ 英語レッスン

Rice Balls of Love

おにぎりで“愛情”をお裾分け

貧困をなくそう 飢餓をゼロに すべての人に健康と福祉を

LESSON
POINT
1

「与える」のいろいろな英語を覚えよう

番組中のキーワード お裾分け/share

世界には必要な食料と栄養が不足し、深刻な飢餓に苦しんでいる子供たちが多くいます。
「飢餓のない世界を目指す」ことはSDGsの2番目の目標に掲げられています。国連のWFP(World Food Programme/食糧支援機関)の報告は衝撃的です。地球上ではすべての人が食べることができる十分な食料が生産されているにも関わらず、8億人以上が飢餓に苦しんでいるのです。食品ロスが問題に上げられる日本ではなかなか想像しにくいこともあります。

番組で使われた字幕を見てみましょう。
愛情のおすそわけなんじゃないかな
⇒I wanted to share the love.

「おすそわけ」を意味する単語が今回のキーワード“share” (分かち合う、共有する/シェア) です。shareは品物や資源だけではなく、感情や考え方を共有するときによく使われる言葉です。「愛情のおすそわけ」には「与える」というニュアンスが感じ取れますね。

ほかにも字幕で使われている「与える」という意味を持つ言葉を探してみましょう。
途上国の食糧支援を行う団体で…
⇒…project provides food aid to developing countries
5食分の学校給食が…寄付される
⇒five school lunches will be donated
provide(供給する/プロヴァイドゥ)やdonate(寄付する、贈与する/ドウネイトゥ)がありました。

一人ひとりが、何をしてあげられるのか考えて、自分のできることを実行していくことが大切です。

LESSON
POINT
2

ワードチョイス!

翻訳の肝

日本人にお馴染みのおにぎり。コンビニでも手軽に購入できますが、やっぱり 「おにぎり」 と言って思い浮かべるのは、ギュッギュッと握られているイメージではないでしょうか。

番組の冒頭での発言です。
おにぎりって愛情の塊みたいな食べ物だと思っています
この 「愛情の塊」 をどう翻訳するかで、おにぎりのイメージの伝わり方に少し違いが出てきます。
英語でも比喩的に訳すなら、love incarnate(愛の化身/ラヴ・インカーナトゥ)のように、「愛を体現しているもの」のように表現することもできます。

でも、ここでイメージされていたおにぎりは「愛情を込めてギュッと握った」、温もりを感じる「塊」という解釈をした方が、原文のニュアンスに近くなります。

結果、字幕はこうなりました。
⇒I think rice balls are full of love.
「おにぎりには愛情が詰まっている」という意味です。
full of(~に満ちている/フル・オヴ)でシンプルに、おにぎりは温かみのある食べ物だとイメージしやすくなると思います。

イメージを適切に伝えるためには、ワードチョイス(=言葉の選択)も大事なポイントです。

自分たちが必要以上に持っているものは、それを必要としている人へ分けるという気持ちが大切だね。昔から食べ物は粗末にしてはいけないっていうけど、本当、世界では食べたくても食べられない人が多くいる。地球はつながっているから、けっして自分に関係ないことではないんだよね。必要以上のものはみんなとshareしよう!

サステナティーチャーサステナティーチャー

サステナティーチャー

フジテレビで5年間、LA駐在を経験。現在「フューチャーランナーズ」の英語校正を担当。エンタメを利用して英語を学ぼうと、洋楽のバンド活動にいそしむ。

ガチャピンとムックガチャピンとムック

(C)ガチャムク

食いしん坊のわたくしとしては、今日の話はしかと心に留めましたぞ!自分が親切にされたら、ほかの人にも優しくしなくてはいけないですな。
わたくしも食べ物でも何でも十分持っているものは、ほかの人にどんどん、お裾分けしますぞ!

LESSON
POINT
3

発音しよう

  • ・Share
  • ・I wanted to share the love.
  • (愛を分かち合いたかった)
鈴木 唯

鈴木 唯

フジテレビアナウンサー
早稲田大学国際教養学部卒業。中高はオール英語のコースを選択し、米国ワシントン大学への留学経験あり。
モットーは「やらない後悔よりやる後悔」。
英語好きを仕事に生かし、ハリウッドセレブや海外アスリートの取材を担当している。大好きなレオナルド・ディカプリオもインタビュー済み。実はゲーム好き。

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