サステナ 英語レッスン

Support for AIDS Orphans

エイズ孤児の力になる

貧困をなくそう 質の高い教育をみんなに ジェンダー平等を実現しよう

LESSON
POINT
1

いろいろな「誰かの力になる」を覚えよう

番組中のキーワード 支援/support

エイズで親を失った子供は、世界で約1,220万人いると言われています(国連合同エイズ計画2018年発表データ)。そのことを理由に、自分は感染していなくても「悪魔に取り憑かれている」と入学を拒否されるなど、激しい差別を受けています。

SDGsでは、地球が抱えている課題を解決するための目標を掲げています。そこで多く目にするのは様々な「支援活動」です。タイトルにもある“support”(支援、援助/サポートゥ)は、番組の字幕でもたくさん出てきます。

こんなナレーションがありました。
どうせ何者にもなれないって、思ってる子供達がすごく多くて、そういう子供達が前向きに生きていく力になっていったらいいなって思っていて
⇒Many children give up on their future
  and think they can’t achieve success.
  I want to support them to think and live positively.

ここではsupportが動詞で使われています。この単語は、sub(=下から上へ)と同じ仲間supとportare(=運ぶ・ラテン語より)から成り立っています。持ち上げて運んであげるイメージが湧きますね。
「誰かの力になる」=「救いたい気持ち」を表すときによく使われる言葉です。

似た意味を持つ言葉のことをsynonym(同義語/スィナニム)と言いますが、意識して覚えることで語彙力と表現力がアップします。
supportの同義語はこちら。
*assist(支援する/アシストゥ): 語源はas=ad(=そばに立つ)+sistere(立つ、立たせる)
*aid(援助する/エイドゥ): 語源はad(=~の方へ)+iuvo(助ける)

ほかにもhelp(助ける/ヘルプ)や、文脈によってはtake care of(~の世話をする/テイク・ケア・オブ)、encourage(励ます/インカリジ)も、「誰かの力になる」ときに使える言葉です。

LESSON
POINT
2

英語学習にはキリスト教の知識も役に立つ

翻訳の肝

こんなナレーションがありました。
悪魔に取り憑かれているから、エイズに感染している
⇒Some wrongly believe that those infected with AIDS are possessed by a demon.
*wrongly(間違って/ローングリィ)、those(それらの人・物/ゾウズ)、infected with(~に感染している/インフェクティドゥ・ウィズ)、possessed(取り憑かれた、所有して/ポゼストゥ)、demon(悪霊/ディーモン)

番組では、このような 「差別」discrimination(ディスクリミネイション)で、子供たちが学校に通えない状況を伝えています。
エイズ孤児であるとかそういった子供を入学拒否していたという状況があって
⇒AIDS orphans were oppressed and not allowed to attend schools.
*orphan (孤児/オーファン)、oppress(虐げる、圧迫する/オプレス)、allow(許可する/アラゥ)
不当なレッテルを貼られて虐げられた子供たちは、将来に夢を抱くことさえあきらめてしまうのです。

そのような子供たちの状況を指して、番組の字幕ではsocial stigma(ソウシャル・スティグマ)と表しています。これは「汚名、社会的な烙印」という意味です。stigma自体、元々はイエス・キリストが十字架にはりつけられたときの傷跡(聖痕)に由来しています。背負っている傷というニュアンスがあるのです。

英語にはキリスト教に関係する表現も多いです。
映画『スター・ウォーズ』の有名な台詞に“May the Force be with you”(フォースと共にあらんことを)がありました。これは“May God be with you”(神のご加護を)のもじりです。意識してみると英語の知識が深まると思います。

差別や偏見には長い歴史があるのは事実。相手の立場になって考えることが大切なんだ。英語には“put yourself in someone’s shoes” という表現がある。これは「誰かの靴を履いてみる」ってことなんだけど、その人の立場で物事を見るって意味なんだ。人を傷つけてしまう前に、相手の立場になってsupportできるようになろうね。

サステナティーチャーサステナティーチャー

サステナティーチャー

フジテレビで5年間、LA駐在を経験。現在「フューチャーランナーズ」の英語校正を担当。エンタメを利用して英語を学ぼうと、洋楽のバンド活動にいそしむ。

ガチャピンとムックガチャピンとムック

(C)ガチャムク

supportもassistも、みんな手を差し伸べるイメージがある言葉だね。ぼくは両手に勇気と力の源、エネルギーボールを持っているから、それを使って誰かの力になりたいな。
みんなも周りの人が困っていたら、きちんと気づいてあげて、支えてあげるようになろうね。

LESSON
POINT
3

発音しよう

  • ・Support
  • ・I want to support them to think and live positively.
  • (あの子たちが前向きに考えて生きていけるように支援したい)
鈴木 唯

鈴木 唯

フジテレビアナウンサー
早稲田大学国際教養学部卒業。中高はオール英語のコースを選択し、米国ワシントン大学への留学経験あり。
モットーは「やらない後悔よりやる後悔」。
英語好きを仕事に生かし、ハリウッドセレブや海外アスリートの取材を担当している。大好きなレオナルド・ディカプリオもインタビュー済み。実はゲーム好き。

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