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サステナ 英語レッスン

サステナ英語レッスン

Make A Difference with SDGs X Fuji TV

「サステナ英語レッスン」にようこそ!
フジテレビの番組や英語に触れながらSDGsを知ろう。国連が定めた世界共通の目標SDGs。
コツコツ続けて(Sustainable)より良くする(Develop)大切な暮らし。
2030年までに達成すべきゴール(Goals)は17。一緒に勉強して、未来を変えよう。Have some fun!

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フジテレビが放送しているSDGsをテーマにした『フューチャーランナーズ~17の未来~』(英語字幕つき)。バリアフリーという考え方は、「高齢者や障がい者が社会生活を送る上で、障壁・障がいとなるものを取り除くこと」です。今回は、障がいは取り除くものでなく、価値に変えていけるものという考え方にスポットを当てました。

Transforming Barriers into Value

障がいをプラスに変換

働きがいも経済成長も 人や国の不平等をなくそう 住み続けられるまちづくりを

LESSON
POINT
1

バリアをバリューに

番組中のキーワード 価値/value

難病を患い、幼少期から車いすの生活を送ってきた主人公。「障がいを価値に変える」という信念を持ち、「歩けないからこそできること」を探し、起業しました。

今日のキーワード価値は英語でvalue(ヴァリュー)です。語源はラテン語のvalere(強い、力がある/ヴァレーレ)に由来します。「強さ」が「価値」ということになったのですね。
人それぞれ、強さの捉え方は違います。障がいがある自分を受け入れられなかった彼はこう言っています。

何か大きなことをすれば、自分との向き合い方が変わると思った
⇒If I achieved something major, I could embrace myself.
*achieve(成し遂げる/アチーヴ)、major(大きい、重要な/メイジャ)、embrace oneself(自分自身を受け入れる/エムブレイス・ワンセルフ)

車いすに乗った高さ100センチの目線だからこそ気づくことがあり、他人とは違う経験や感性が新たな事業、つまり新たな価値を生み出したのです。起業までにいたる説明をナレーションはこう表しています。

歩けない現実と向き合い、自分の価値を探し求めた末、大学在学中に起業
⇒Though unable to walk, he explored what he could do
 and started his own business while still in college.

*unable(~することができない/アネイブル)、explore(探る、探求する/エクスプロァ)

ここでは「価値」にそのままvalueを使わずに、「自分ができること」という風に訳しています。できることの中に価値があるのです。

LESSON
POINT
2

話し手の心の奥まで踏み込んで訳す

翻訳の肝

「障がいは個性」という人もいます。番組で、主人公はこれに異を唱えて、こう言っています。

“障がいは個性”だと言われるが、そんなものでもないだろうと
⇒Some say “Disability is a character,” but I disagree.
*disability(身体障がい/ディサビリティ)、character(個性、特徴/キャラクタ)、disagree(賛成できない/ディスアグリー)

「そんなものでもないだろうと」という言葉には、「障がいは個性」という言葉に対して彼が抱いた違和感を感じ取ることができます。ここは、単にI don’t think so.(そうは思わない)と訳すより、ある種の憤りも込めてI disagree(同意しない)としっかりと意思表示ができる単語を使っています。

障がいを個性という言葉で一括りにせず、すべての人が自分とは違う誰かの視点に立ち、行動することを身につけることが大切ではないでしょうか。今回の主人公のように自分自身の役割と価値を信じ、生きていける社会であってほしいものです。最後に彼はこう結んでいます。

ネガティブな側面はあるものの、必ずどこかのタイミングでは価値になる光る瞬間もあるんだと伝えていきたいと思っている
⇒It (=disability) has negative aspects, but at some point,
 there must be some worthy bright moments.
 I want to pass on these ideas.

*worthy(~に値する/ワァジィ)、pass on(伝える/パス・オン)

街中には、障がいのある人や高齢者にとって不便なものや、不安にさせるものがたくさんあるよね。スロープのない段差が厳しい建物とか、手すりのない階段とか。
相手の視点に立ち、相手の不便・不安に気づき、行動することを学んでほしいな。介護や福祉の特別な知識がなくても、誰もが身につけておきたい心遣いだよね。

サステナティーチャーサステナティーチャー

サステナティーチャー

フジテレビで5年間、LA駐在を経験。現在「フューチャーランナーズ」の英語校正を担当。エンタメを利用して英語を学ぼうと、洋楽のバンド活動にいそしむ。

ガチャピンとムックガチャピンとムック

(C)ガチャムク

段差で進みにくそうな車いすの人を見つけたら、手を貸して持ち上げてあげるとか、電車に乗り込む車いすの人にはちゃんとスペースを空けるとか。大切なのは、特別なことではなく、さりげない配慮ですぞ〜

LESSON
POINT
3

発音しよう

  • ・Value
  • ・Transforming barriers into value.
  • (障がいを価値に変える)
鈴木 唯

鈴木 唯

フジテレビアナウンサー
早稲田大学国際教養学部卒業。中高はオール英語のコースを選択し、米国ワシントン大学への留学経験あり。
モットーは「やらない後悔よりやる後悔」。
英語好きを仕事に生かし、ハリウッドセレブや海外アスリートの取材を担当している。大好きなレオナルド・ディカプリオもインタビュー済み。実はゲーム好き。

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