サステナ 英語レッスン

2021 Voice of Youth Empowerment サステナ英語プレゼンテーションチャレンジ

サステナ英語って何?

17のゴールとは

Self-Love for All Women

お互いを鼓舞する関係

ジェンダー平等を実現しよう つくる責任 つかう責任

LESSON
POINT
1

多様性を受け入れたファッション

番組中のキーワード 自分への愛/self-love

スリランカ大使館で働いていた主人公は、スリランカ産の布を使ったスポーツウェアブランドを立ち上げ、仕事につけない現地の女性たちを雇用しています。

こんなナレーションがあります。

商品コンセプトは『self-love』。体型に悩みを抱える女性のために、幅広いサイズを展開しています
⇒The concept of our sportswear is “self-love.”
 For any women in any shape, they offer a wide range of sizes.

*range (幅/レインジ)

今回のキーワードは self-love (自己愛/セルフ・ラヴ) です。
「利己主義」や「うぬぼれ」も意味する言葉ですが、今回の番組で取りあげたスポーツウェアブランドの文脈では「自分を愛すること」を意味しています。

近年、主にファッション業界やSNSで “body positivity” (ボディ・ポジティビティ) という言葉をよく耳にすることも多くなりました。ここでのbodyは「身体」、positivity は「楽観的態度」や「前向きさ」を意味し、「痩せた体型=美しい」という美に対する固定観念を捨てよう、ありのままの体型を愛そうというムーブメントです。

特に若い世代が、いわゆる従来のモデル体型=細身な体型に憧れ、極端な食事制限など繰り返して健康を損ねてしまったり、他人と比較して落ち込んでしまったりと、フィジカルにもメンタルにも悪影響を及ぼしかねない状況は長く危惧されてきました。 

Body positivityのルーツは1960年代まで遡りますが、diversity(多様性)を受け入れようという時代の流れが強まっていることで、#BoPoなどのハッシュタグをつけた投稿や、プラスサイズモデル(ふくよかな体型のモデル)が活躍する機会、ユニセックスデザインやサイズ展開が多いアパレル商品も増えています。

番組で、こんなナレーションがあります。
“どんな自分も愛する”スリランカ女性の精神を(日本へ)届けたい・・・
⇒“Love yourself as you are.” Sharing Sri Lankan women’s spirit…

Love yourself as you areは、ありのままの自分を受け入れて愛するということ。
英語ではself-loveの他にも、self-affirmation (自己肯定感/セルフ・アファーメイション) や、self-esteem (自尊心/セルフ・イスティーム)などでも表現できます。

“self-esteem” を取りあげた記事はこちらでチェックしてみてください。
“self-esteem”を育む方法

美醜に対する考え方は人それぞれ。それも多様性です。
ただ、社会に溢れている色々な外見に対しての「固定観念」から傷つけられそうなとき、自分を守ることができるのは「自分へ愛」なのかもしれませんね。

LESSON
POINT
2

「ぴったり」は必要?訳すべき情報の取捨選択

翻訳の肝

番組の冒頭、主人公がスリランカ女性たちの「働きたくても機会に恵まれない、もっと仕事をしたい」という要望に対して、国の政策はカバーできていないという状況についてこう述べています。

(国の)政策が果たしてぴったりニーズに合っているかと言ったらそうじゃない
⇒I think what the government is doing is not fulfilling their needs.
*fulfill(義務などを全うする・希望などをかなえる/フルフィル)

ここで注目したいのが「ぴったり」という言葉です。
先ほどの英文では原文にあった「ぴったり」が訳されていません。これは、その要素がなくても十分、すっきりとした英文で意味が伝わるからです。
「ぴったりニーズに合っているかと言えばそうではない」=「ニーズを満たしてはいない」というコアな情報だけを伝えたいので、「ぴったり合っているかどうか」はこの際、訳す必要がない情報ということですね。

ではどんな時に「ぴったり」は訳すべき情報になるでしょうか?
「ぴったり」は隙間なくものが合わさっていたり、何かに対して相応しいことを表します。その様子そのものを伝える必要がある時は、下記のような単語で表すことができます。

*perfect (完全な・非の打ちどころがない)
The artist’s painting is perfect for this room. この部屋にはあのアーティストの絵がぴったりです。

*fit (適合する・ふさわしい)
This jacket fits him perfectly. このジャケットは彼にぴったりです。

*match (調和させる・合致する)
The dress matches the color of her eyes. そのドレスは彼女の目の色とぴったりです。

日本語から英語へ翻訳する時、どの情報=要素を英語に訳すべきなのかは、日本語の解釈によっても変わってきます。日本語も深く読み込む必要があるということですね。

ファッションだけでなく、人との関係性だったり、環境だったり。。。 どんなことにも自分にとってのperfect fit (うってつけ・ぴったり合うもの)ってあると思うんだよね。そういう自分にとっての心地良いものをたくさん見つけることもself-loveに繋がると思うよ。

サステナティーチャーサステナティーチャー

サステナティーチャー

フジテレビで5年間、LA駐在を経験。現在「フューチャーランナーズ」の英語校正を担当。エンタメを利用して英語を学ぼうと、洋楽のバンド活動にいそしむ。

ガチャピンとムックガチャピンとムック

(C)ガチャムク

ありのままの自分を愛してあげるって素敵なことだよね。ぼくもムックも歌ったり、ピアノ演奏したりすることは自分らしい姿だし、ハッピーになるポイントな気がする!

LESSON
POINT
3

発音しよう

  • ・Self-love
  • ・The concept of our sportswear is “self-love.”
  • (スポーツウェアの商品コンセプトは「自己愛」です)
鈴木 唯

鈴木 唯

フジテレビアナウンサー
早稲田大学国際教養学部卒業。中高はオール英語のコースを選択し、米国ワシントン大学への留学経験あり。
モットーは「やらない後悔よりやる後悔」。
英語好きを仕事に生かし、ハリウッドセレブや海外アスリートの取材を担当している。大好きなレオナルド・ディカプリオもインタビュー済み。実はゲーム好き。